FX会社倒産
外国外国為替証拠金取引(FX取引)を行っていた「エフエックス札幌」(本社・札幌市中央区、谷康広社長)は札幌地裁に破産手続きの開始を申請、開始決定を受けた。
8月中旬に円高が急速に進んだ結果、取引で損害が生じたためだ。北海道財務局は金融商品取引法に基づき、エフエックス札幌に、業務停止命令と、投資者保護に万全の措置を講じることなどを内容と業務改善命令を出した。破産管財人の開本英幸弁護士は、証拠金について、「会社資産は現時点で1億4000万円と聞いており、一部返還される可能性はあるが、その割合は低いだろう」との見通しを示した。
顧客は出身地・徳島県などに広がっており、証拠金の額は1000円から1億円と見られるが、詳細は調査中という。
8月15日から17日にかけて円高が急速に進み、顧客から売り注文を受注し、発注をした受け付けまでに時間差が生じ、損害が発生。その後、海外金融機関と交渉を行ったが、成功しなかった。顧客の預かり保証金を区分管理していなかったために、顧客が投資した資金に損失が出う。同社は多額の損失で債務超過に陥ってのに、自己資本比率は200%台を確保したという虚偽の報告を財務局に提出していた。

